日本一とクライマックスシリーズの今後

ロッテがパ・リーグ三位から日本一になりました。選手もファンもおめでとう!テレビ観戦だった自分もぐったりするくらい濃密な一週間でした。

”史上最大の下克上”と言ったのは里崎でしたが、まさにその通りの史上初めてリーグ三位からの日本シリーズ優勝となりました。
今まで制度として可能だった事を初めて成し遂げた訳ですが、これがきっかけでもっとクライマックスシリーズの制度について議論が起きればいいなあと思います。個人的に、現状の「リーグ優勝はペナントで決めて、日本シリーズ出場はクライマックスシリーズで決める」という制度は、ペナントの意味も日本シリーズの意味も無くしてしまう、とても残念な制度だと感じます。パ・リーグのみで行っていたプレーオフは「リーグ優勝を決定する」為に行われていたのであって、まだ納得出来ない事もなかったけれど、優勝チームが決まっているところに更に日本シリーズの出場権を新たに決めなければいけない理由は何なのか?視聴率の為?集客の為?それならばもっと議論を尽くして誰もが納得出来るような制度を時間をかけて決めてほしい。
勝ったチームのファンですら、この日本一の価値を疑うんです。もちろんルールに沿って決めた日本一です。選手には胸を張ってほしい。だからこそ、この制度に疑問を投げかけたいと思います。